えーぽいんと『お泊り遠足』in九十九里(後編の巻)

 12月15日、月曜日。お泊り遠足2日目。すっきりと晴れた九十九里はオレンジの朝焼けがきれいです。

 朝7時30分。まだ少し眠そうなガールズと夕べの夜更かしもなんのそののボーイズ。ひろいリビングなのに、なぜか「かたまり」になるえーぽいんたーたち。

 朝食のパンは、初代オーナーのMちゃんお手製。焼きたてのほっかほかです。もりもり食べるボーイズとまったりモードのガールズ(笑)。おいおい、ゆでたまご3個も食べたのはだれ??

 エネルギーチャージは完了。今日の午前中は、HAPPY PENSIONご自慢の「パン」と「コーヒー」にまつわるワークショップ。まずは、朝食のパンを作ってくれたMちゃんの「パンづくり教室」です。

 Mちゃんが夕べから仕込んでおいてくれたパン生地を50gに切り分けて、、、

 生地で生地をくるむように、まんまるにまとめます。生地を寄せたおしりもきれいに整えてね。

 ひとり2つずつ作ったら、きれいに並べてしばらく休ませます。

 生地の休憩がすんだので、いよいよ形にしていきます。今日はクリームパンを作ります。生地をめん棒でまーるく伸ばしてクリームをのせたら、ぺたんと半分に折りたたんで、端っこを指できゅっきゅとくっつけていきます。餃子づくりに似てる。。。

 このまーるく伸ばすのって結構むずかしい。まるくならずに、ひょろながくなっちゃった。チョコチップをのせてくるっくるっ。まきまきパンに変身させました。

 クリスマスをイメージした赤と緑のゼリーとチョコチップたちを思い思いに飾って仕上げました。

 もうひとつのワークショップは「コーヒー焙煎体験」。講師はオーナーのSさん。Sさんはペンションのお客様のために、コーヒーはご自身で焙煎しています。こちらは大人のためのワークショップなんですが、パンが焼けるのを待つ間、えーぽいーんたーも体験してみました。

 網でできた鍋に生豆をいれて、ガスコンロにかざしながら振り続けます。くるくると回してみたり、ゆらゆらとゆすってみたり、火に近づけすぎてごがさないように。。。みんなで交替しながらゆっくりと煎りました。鍋は重くないのですが、ふり続けると腕がきゅーんと痛くなりました。

 焙煎の仕上げは磯山監事とT理事の大人チームがお引き受け。パチッと豆が弾けるたびにコーヒーのいい香りが漂います。きれいなコーヒーブラウンに仕上がった豆たち。本来はここから2~3日寝かせて豆を落ち着かせるそうなんですが、今日は特別にすぐに挽いて、Sさんじきじきに淹れてくださいました。幸せな時間でした。

 こちらはお待ちかねの焼きあがったパンです。個性あふれるパンたち。かわいくて、見るからにおいしそう!えーぽいんたーの大集合みたいです。

 

 昼食を兼ねて、さっそくパクリ。おうちへのお土産にもできたのですが、みーんな食べちゃいました(笑)

 ほんと楽しすぎたHAPPY PENSION九十九里さんでのあれこれ。さみしいけれどさよならの時間が来てしまいました。最後のミーティングです。一人ひとり感想を発表しました。オーナーのSさん、S子さん、Mちゃん、ほんとうにありがとうございました。

 そして最後の最後は、全員集合で写真撮影。HAPPY PENSION九十九里、たくさんの思い出をありがとう。きっとまた来るね!!

 バスに荷物を積んで帰路につくところで、スタッフS子さんがナイスな提案。「そうだ!海に行こう!」九十九里浜、太平洋のながーい水平線。砂浜ではしゃぐえーぽいんたーたち。なんか青春だなぁ‼

 初めてのお泊り遠足、実施にあたって心配なことがなかったわけではありませんでした。でもそのすべてが取り越し苦労でした。うまい言葉がみつかりませんが、「人とともにいることを楽しめる心」をみんなちゃんと持っています。ペンションでの最後のミーティングで一人ひとりが、短いながらも自分自身のことばで感想を発表する姿を見て、スタッフも役員も『えーぽいんと』を創ってよかった、関われてよかったと心から感じることができました。

 あらためて、えーぽいんたーのみんな、ありがとう。きみたちに会えてほんとよかったよ‼