料理も科学!「電気パン」
みんな大好き!Kティーチャーのレクチャー、今日のお題は「電気パン」。なに、それ???

電気が流れるときに、電流が「抵抗」にぶつかって進みにくくなると、電気エネルギーの一部が熱エネルギーに変わって熱が発生するんだって。これは「ジュール熱」って呼ばれていて、電気オーブンや電気コンロが熱くなるのは、ヒーターの金属の線に電流を流した時の抵抗で発生するこの「ジュール熱」を使っているそうです。


それはわかった。だからパンづくりなのかと思ったら、今日のパンはオーブンを使わないで、パンそのものに直接電流を流して焼くんだって。そんなことできるの?? さぁ、実験開始です。





パンづくりのポイントは計量。粉も水もていねいに計って、だまを作らないようにコネコネしました。型に流し込んで、いざ通電!!どんな変化がおこるのか、目を離さないでよーく観察します。

おー!!!ほんとにできました。パンというより、ケーキのスポンジみたいな感じです。パン生地の中に水分や塩分があるため電気が通り、通電するとジュール熱が発生して、内側からふくらむように焼けるんだって。ふくらむ理由も一緒に教わったよ。「炭酸水素ナトリウムの熱分解」、まさに料理も科学のかたまりでした。
今日のえーぽいんたーは3人、自分時間は三者三様のいろいろでした。こんどの日曜日は理事長と一緒に、ご招待されたイベントに行ってきます。グッズの準備もOK!楽しみだね。
